2014年2月21日金曜日

第58 号 (2014.02.21 .) あとがき

北川美美

すいません、あとがき掲載が遅くなりました。

今号、【俳句作品】現代風狂帖では久々、Lotusの曾根毅さんより作品をご寄稿頂きました。

曾根さんは、昨年、

「傘の骨」

「飼育室」

の二作品に加え、

二十四節気題詠句 その一

二十四節気すべてを詠み込んだ作品24句をいちはやくご寄稿頂き、精力的に作品を当ブログに掲載されてきました。いわば当ブログの作品連載さきがけの作者です。

思い起こすと「詩客」では、男波弘志さんが作品連載に精力的に取り組まれ、毎回届く力強い作品を思い出します・・・。

風狂帖今後の作品掲載の展開、どうぞ御期待ください。

さて、当ブログの冊子が完成しました!

諸々下記の筑紫氏のコメント記載の通りですが、事のはじまりは・・・

筑紫氏とのやりとりで、句誌の発行苦労などの話に及んだ折りに、2012年の年頭に「詩客」での<戦後俳句を読む>の膨大なアーカイブ整理に時間を費やした経緯があり、あの努力はどこにいっちゃうの!?と嘆いていたものですから、「原稿ならデータベース的にたんまりありんす。」と江戸の会話劇のように返信したことがありました。

そこに来て、「高山れおなが雑誌を出すらしい」という情報で拍車がかかり、「句誌をしてみむとてするなり」、先に出しちゃおッ!という流れになったわけです。

「Ku+」に対抗して「B+」なんていうのもパロディタイトルをひとり考えたりしてみましたが、なんと申しましょうか、ビートルズのポールが自宅地下録音室でしこしことソロアルバム作りを行っていた経緯と重った気分になりましたが・・・結果80名の参加者の掲載同意を得て、にぎにぎしくも「ブログ俳句空間の紙媒体」が仕上がった訳です。クリアする課題も多くありますので次号に持越しというところでしょう。

よい意味で俳句紙媒体における競合のブルースになればよいのですが・・・。

※トップページからの竹岡一郎さんの作品が前号作品にリンクされていました。今号の作品「狐わらし3」に正しくリンクし、お詫びいたします。2月25日 北川美美


筑紫磐井

○風邪のせいで2回ほど編集後記を飛ばしてしまった。実は、「BLOG俳句空間」の冊子化のための作業が連続して発生していたこともある。おかげさまで印刷・製本が進みつつあり、この原稿がアップされる頃には発行者の手元に大量の本が届いているはずである。ただ残念なことに発行人の見込み違いで、400部強刷ったが、参加者・関係者に配付する分だけで目いっぱいとなり、一般読者に頒布することは不可能となった。参加者の中には10部ほど購入された方もいるので、もしご関心がある方は、それら参加者に相談してみて欲しい。両発行人の手元には1部もない。

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現代の新しい俳句雑誌のあり方を問う!平成二十六年二月刊!
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歳旦帖・春興帖・花鳥篇・夏興帖(含日盛俳句)・秋興帖・冬興帖            
●二十四節気題詠句・(追加)二十四節気見直し問題の経緯
曾根毅・中村猛虎・杉山久子・筑紫磐井・池田澄子・小林千史・本井英・依光陽子・網野月を・関悦史・小野裕三・小早川忠義・仲寒蝉・北川美美
●平成二十六年新春帖  280句
仲寒蝉・小林千史・網野月を・もてきまり・小澤麻結・中西夕紀・堀本吟・岬光世・前北かおる・堀田季何・太田うさぎ・北川美美・夏木久・福田葉子・羽村美和子・筑紫磐井



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