【広告】ウエップ俳句通信152号・特集〈筑紫磐井の〈新俳句宣言〉にたいして〉等
ウエップ俳句通信151 号に掲載された筑紫磐井「未来俳句宣言」に対し編集部から121名の俳人・評論家に意見を求めたところ、無回答6人、否58人、諾57人の回答が得られ、諾と回答した俳人・評論家の回答をそのまま掲載した。主要執筆者(「豈」関係)と回答した表題を掲げる。
●特集〈筑紫磐井の〈新俳句宣言〉にたいして〉
[主要執筆者と表題]
*池田澄子「俳句って何」
*大井恒行「筑紫磐井の〈新俳句宣言〉についてーーあるいは「未来俳句宣言」ー」
*五島高資「俳諧精神から見た「新俳句宣言」」
*高山れおな「一番弟子が師匠の宣言をめぐって書いた模範回答、のようなもの」
*森須蘭「実作者として」
*山崎十生「新しい自由な俳句」
●未来俳句宣言2(続編) 筑紫磐井
※ウエップ俳句通信153 号では「第二未来俳句宣言」(日本伝統俳句協会のための未来俳句宣言)を掲載。
【未来俳句宣言・BLOG「俳句新空間」関連文献】
〇未来俳句宣言についてーー高山れおなの読売文学賞受賞を祝して 筑紫磐井(2月13日)
〇未来俳句宣言についてーー高山れおなの読売文学賞受賞を祝して(続) 筑紫磐井(2月27日)
〇未来俳句宣言に寄せて――「短律」という武器、あるいは二重露光について 山根もなか(3月13日)
〇未来俳句への期待〜凝縮と非線形的時間 磯﨑寛也(詩人)(3月27日)
〇未来俳句は「未来」になり得るか? 山本幸生(作家)(4月17日)
〇山根もなか宛私信より(抜粋・編集) 樫村晴香(哲学者)(5月15日)
〇「自由律俳句の精神的自由」に関する宣言 煙陽(6月12日)
〇筑紫宣言における書簡 利岡龍之介(順天堂大学)(6月26日)
〇俳壇観測280 未来俳句論争ーー「俳句」7月号「合評鼎談」より 筑紫磐井(7月31日)
〇器はもう一つ増える——未来俳句宣言への応答 山根もなか(8月21日)
〇心身から考える未来俳句 横道誠(文学・当事者研究)(9月11日)
〇新俳句宣言:坪内稔典氏の反論の吟味 ―文学はどこまで短くなることが出来るのか― 筑紫磐井(9月11日)
〇共有のアリーナとしての季語・歳時記——未来俳句宣言への応答 谷川嘉浩(哲学者)(9月25日)
【参考】AI による新俳句宣言解説(8.18版)
概要
「新俳句宣言」(発表当初の名称は「未来俳句宣言」)は、俳人・評論家の筑紫磐井が発表した、これからの時代の新しい俳句のあり方を問う文芸上の提言です。現在の定型・有季中心の俳壇の閉塞感を打破し、短律や自由律などを含めた新しい表現の可能性と、芸術としての俳句の自立を求めて大きな論争を巻き起こしています。
背景と経緯
・2025年末の現代俳句協会の講座において、筑紫磐井が「20年後の未来の俳句」として極端な短律句を提示したことが発端
・角川『俳句』誌(2026年5月号)などで「未来俳句宣言」としての16句が発表される
・専門誌『WEP俳句通信』152号等で「筑紫磐井の〈新俳句宣言〉にたいして」という大特集が組まれ、多数の俳人が賛否の論考を寄せるなど現在進行形の俳壇論争となっている
主な論点
・短律・自由律の追求: 従来の五・七・五(5・7・5)の定型や有季にとらわれず、短い音数(短律など)の中に凝縮された詩の可能性を追求
・芸術としての自立: 季語や日常の情景報告に安住するのではなく、言葉の配置と緊張感によって詩・芸術としていかに独立し得るかの提示
・俳壇からの反応: 伝統的な定型リズム(素数律など)を重視する立場からの疑問や違和感、あるいは新たな前衛の旗印として捉える見方など、賛 否両論の活発な議論が交わされている