2014年1月17日金曜日

第53 号 (2014.01.17.) あとがき

北川美美

はや新年も2週間過ぎ第53号をお届けいたします。

何かと慌ただしい年末年始でしたが、今年は整理整頓、自分の句帳、パソコン、身の廻りの整理に努めたく思っていますが、すでに乱雑極まりない身辺にちょっと辟易としております。捨てるしかないのですが捨てられないのですよね。本で家が傾くと家主に言われてどうにか重量分散しなければと思っています。

しかし、俳句関係の古書というのはなかなか入手困難になっています。年末頃に神保町に寄ってみましたが、ほぼ絶望的状態でした。理由は、俳句の価値が理解できる古書店が神保町にはもうないと断言されてしまいました。亡くなった方のご遺族に連絡してみようか、とか、ご高齢者の俳句のお仲間にもっとやさしくしなければとか邪念が走ります。さて初買は、「日本の古本屋」にて、「朝日文庫の現代俳句12冊(三橋敏雄解説)」を福岡の古書店よりセット購入しました。5000円也。よって虚子集が手元に3冊もある状況となりましたが。

ユニクロの店内にあるリサイクルコーナーのボックスを覗いてみると、ほとんど新品のような綺麗な状態のユーズドユニクロ商品が、これまた非常に綺麗に畳まれて入っていることに感動しました。買ったらリサイクルに廻すということを皆さん実行しているのですね。書籍、衣類が兎に角捨てられず、思い出の洋服を写真集にしたいくらいです。それでもお直しに何度も出し絶対に服を着継ぐことに努めているのですが。20年くらい前に、服の買い取りという店がちらほらできた頃に持って行ってみたところ、「微妙に古く、年式が中途半端」と言われ値段がつかずまた持って帰ってきて意地でも着るぞと思った記憶があります。現在スポーツウエア全盛期ですが全部外した肩パットがまたリバイバルする時もあるのでしょうか。書籍やCDもブックオフ、ディスクユニオンに持ち込んでみたりしましたがほぼ処分に廻るケースが多々です。

さて、捨てられてしまっては困ってしまいますが、西村麒麟さんの第一句集が上梓され、御本人の直筆で「私家版ですが句集を作りました。読んで頂ければ嬉しいです。麒麟」と鳩居堂の一筆箋が添えられおりました。筑紫氏と協議の上、西村麒麟フィーチャーを延々と続ける構想となりました。多くの方に麒麟さんの句を目にしていただける機会があればと願っております。

A6版サイズ。総頁数75。1頁3句組225句収録。繊維入りカバーにタイトル「鶉」と著者名「西村麒麟」が箔押しされています。内容は、「秋」「冬」「新年」「春」「夏」と構成されています。冒頭の「秋」の句と䈇尾の「夏」の句から一句ずつ。

へうたんの中より手紙届きけり   西村麒麟『鶉』より 
夏の果さつと出て来る漁師飯



私家版限定200部。ご希望の方は著者に連絡をとってみますので、編集部までお問合せください。

sengohaiku(あっとマーク)gmail.com  (慣れないアドレスのため返信が遅くなる可能性あります。ご了承ください。)

筑紫磐井

○「詩客」はこの「BLOG俳句空間」の母胎となった俳句・短歌・自由詩の共通のウエッブ雑誌で膨大なアクセス数を誇っている。現在も「詩客」との関係は続いており、「詩客」の目次から直接この「BLOG俳句空間」の目次の一部をうかがうことができるようになっている。だから「詩客」からこの「BLOG俳句空間」へ流れてきている、特に歌人や詩人の読者がいるようである。

その「詩客」が今年から少し編集方針を改めて、俳句・短歌・自由詩の相互批評をしてみようと言うことになった。あまりそうしたことに興味のありそうな人が俳人では少なそうだったので、第1回は私が書いてみたが、せっかくなので、「BLOG俳句空間」の目次に「詩客」のリンクを張ってみたらどうかと思った。今までと逆のリンクである。今回の「現代俳句を読む」に載っている筑紫執筆の「」はそうした理由で入っている。ジャンルを超えた挑戦をしてみることは悪いことではないと思う。「詩客」では今後もこうした企画を続けるらしいので希望者があれば筑紫宛ご連絡いただきたい。


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