2013年11月22日金曜日

第46 号 (2013.11.22 .) あとがき

北川美美

「戦後俳句を読む」の戦後作家鑑賞欄に三編の入稿あり。作品欄も冬興帖に加え、山田露結さん、小津夜景さんに新作をご寄稿いただき華やかな号になりました。

本日11月22日はジョンFケネディ忌。50年忌になります。
(キャロラインケネディ氏を久々にテレビで観た感想は、笑うと目元がジャッキーにそっくり・・・。ホワイトハウスでの幼女時代に「キャロリン日記」が日本の少女漫画雑誌にも連載されたらしいのですが、その頃の読者が馬車送迎の沿道に詰めよせたのでは。映像では意外に年配者が多かったと感想。)

ケネディ大統領暗殺の機密文書の公開は2038年といわれ(映画『JFK』で知った。)、あと25年を要します。時代を共にした人々が生きているあいだに情報公開されることがあるのか…。JFK機密公開までの年数がわが余命とだぶるようで、毎年計算するのを控えていましたが、久しぶりにキリのよい25という数字になりました。(また2038年は2000年時同様、コンピューター誤作動が予測される年でもあるようです。)

そして明日は二十四節気の小雪。 皆様どうぞ暖かくお過ごしください。




筑紫磐井

○池田澄子さんより、怪談話。高槻に住んでおられる攝津幸彦氏の御母堂よし子さん(むかし角川俳句賞を受賞されている「草苑」の作家だ)のもとに「豈」が届いた由。55号であれば何の不思議もないが、43号(「特集・攝津幸彦没後十年」)だったそうである。七年前に出たこの雑誌は、豈の封筒に入っており、手紙も何も入っていないので誰が送ったか分からない。発行所、編集部が送ったわけではないので奇妙なことである。

よし子さんからはどなたかは存じ上げないがよろしくお伝え下さいとのこと。ちなみに、池田さんによれば、よし子さんは声も大きくはっきりと話されており、元気そうだったという。今は腰の骨をうって車椅子を使われているらしいが、少し前までは歩いて句会に出られていたという。御年九十四歳、あと二年経つと、攝津幸彦の二倍を生きたことになるわけだ。

ちなみに封筒には新聞の切り抜きが入っていたというが何の記事であったかは池田さんは聞きそびれたそうである。

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