前号はあとがきをお休みしてしましました。
新緑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前号は、4月に行われた海程秩父道場の潜入ルポ、そして時評が2本と賑やかになりました。
海程秩父道場での様子はゲスト登壇者の関悦史さんが角川『俳句』6月号の俳句時評でも触れています。あわせてご覧ください。
今号は5月最終。 時評は外山さん、そして柳本さんと冴えています。
筑紫×堀下書簡は、少々お待ちください。 じき掲載いたします。
さて、悲しいことを記します。当ブログ、そして豈最新号でご寄稿いただきました澤田和弥さんが去る5月9日(土)に急逝されました。 澤田さんとのおつきあいは、西村麒麟さんの第一句集についてご寄稿いただいて以来のお付き合いでした。 俳句帖への投句もお寄せいただき、今年1月20日に歳旦帖に一句いただいたのが最後の通信でした。 32歳という若さでした。 大井さんに伺い寺山修司フリークでいらしたことを知り、改めて週刊俳句などのバックナンバーを拝見いたしました。 メールのやりとりでは、大変控え目な方でご自分のことを何も語られず、いただいた年賀状のアート文字がとても個性的でいらしたことが鮮明な印象となっています。
心よりご冥福をお祈りいたします。
ままなるはなんとうつくし初東雲 澤田和弥
追悼の掲載を企画しています。
5/29 22:40追記
しなだしんさんの<上田五千石>、大井さんの〈特集・平成百人一句鑑賞・田中裕明>追加更新しました。
(記:北川美美)
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・第3回攝津幸彦記念賞の詳細が決定。 》読む
(2015年10月末日締切 作品30句。)
ご応募をお待ちしております。
・豈57号が発刊に。 ご購入は邑書林にてお取扱い中。
大井顧問のブログにも。 関連記事 その1 その2
豈57号 俳句作品よりご紹介。
<招待作家・50句>
夕顔のかおがきのうと異うのよ 金原まさ子
たましいが入り春キャベツかさばる
あそぶとき縄持ってくるアリスかな
花籠にたましいを入れ飼い馴らす
これは獣の寝たあとの石あたたかし
<新鋭招待作家>
同じ蚊に刺されて昼の情事かな 曾根毅
凩やいくつもの句を書き捨てて 冨田拓也
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角川俳句賞締切5月31日‼
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