2024年11月29日金曜日

【小特集:秦夕美追悼】豈67号 秦夕美特集目次+著作一覧

豈67号 特集Ⅱ・秦夕美追悼

秦先生の思い出  寺田敬子
雲をのむ  依光陽子
禁忌の共同――「巫朱華」そして「胎夢」  宮入 聖
孤高の俳人――秦夕美の素顔――  田中葉月
秦夕美さんの想い出――断片的に  藤原龍一郎
秦 夕美さんの想い出  遠山陽子
秦夕美ノート 私そのものである言葉  佐藤りえ
秦 夕美 年譜

秦夕美著作一覧

【句集】

『仮面』(鷹俳句会叢書)昭和43年9月1日発行
 ※序文・藤田湘子
『泥眼』(端渓社)昭和52年3月20日発行
 ※四ツ目綴じ丸帙装・限定150部
『勅使道』(俳句研究社)昭和56年3月15日発行
『万媚』(書肆季節社)昭和59年3月25日発行
 ※同書名の歌集との二冊組 栞・馬場あき子
『孤獨浄土』(書肆季節社)昭和60年7月発行
『恋獄の木』(冬青社)昭和60年12月25日発行
『歌舞と蝶:都苦泉百銘柄』(冬青社)昭和62年4月20日発行
 ※一部上場株の銘柄を詠み込んだ百句所収。附録:初出銘柄一覧
『夢帰蝶駅』(冬青社)平成元年4月20日発行
『失光遊世』(邑書林)平成3年9月30日発行
 ※栞:倉橋羊村・藤原龍一郎
『銀荒宮』(邑書林)平成5年5月25日発行
 ※九州各所の吟行句を収録
『逃世鬼』(邑書林)平成6年2月7日発行
 ※千字文を句頭に据えた千句を収録。
『夢香志』(邑書林)平成8年11月1日発行
 ※年初に逝去した夫への追悼句集。
『夢としりせば』(富士見書房)平成13年7月29日発行
 ※日本百名山・魚を詠み込んだ「色は匂へど水の中」など
『孤舟』(文学の森)平成17年7月29日発行
 ※タイトルは柳宗元の五言絶句「江雪」より。
『深井』(ふらんす堂)平成22年11月25日発行
 ※タイトルは能に用いる面の名。章題は謡曲の演目。「初雪」「花筐」「杜若」「雨月」
『五情』(ふらんす堂)平成27年2月14日発行
『さよならさんかく』(ふらんす堂)令和2年9月1日発行
 ※横綴じ五句組み。「あさ」「ひる」「ゆふ」「よは」四章からなる。
『金の輪』(令和俳句叢書/ふらんす堂)令和4年1月15日発行
『雲』(ふらんす堂)令和5年1月15日発行

【句文集】

『妖虚句集』(冬青社)昭和61年4月25日発行
 ※女体能の謡曲を主題とする句文集。
『妣翠』(冬青社)昭和62年3月20日発行
 ※17の絵画をめぐるエッセイ+俳句
『十二花句 紫の巻』(冬青社)昭和62年9月発行
『十二花句 黄の巻』(冬青社)昭和62年12月25日発行
『十二花句 白の巻』(冬青社)昭和63年6月20日発行
『十二花句 緋の巻』(冬青社)昭和64年2月20日発行 ※表記ママ
 ※色別の花をテーマとした句文集
『夢騒』(邑書林)平成4年6月1日
 ※月ごとの自伝的エッセイ+俳句

【共著他】

『巫朱華』(冬青社)※藤原月彦との二人誌
 Vol1No1 忘れ雪の巻 昭和五九年四月一日発行
 Vol1No2 幻月の巻 昭和五九年八月一日発行
 Vol1No3 秘す花の巻 昭和五九年十二月一日発行
 Vol2No1 雪眩の巻 昭和六十年四月一日発行
 Vol2No2 月淋の巻 昭和六十年十月一日発行
 Vol2No3 花檻の巻 昭和六十年十二月二十日発行
 Vol3No1 妖雪の巻 昭和六十一年十二月二十五日発行
 Vol3No2 狼月の巻 昭和六十二年十月二十五日発行
 Vol3No3 穹花の巻 昭和六十三年三月二十五日発行

『歳華悠悠 昭和二桁生まれ篇 下巻』(東京四季出版)平成12年7月1日発行
 ※近作五〇句・自選代表作三〇〇句掲載。作家論・藤原龍一郎
『火棘 兜子憶へば』(邑書林)平成7年7月29日発行
 ※赤尾兜子の八八句を鑑賞。
『夢の柩 わたしの鷹女』(邑書林)平成11年11月30日発行
 ※三橋鷹女の70 句を鑑賞。津沢マサ子「鷹女のこと」併録
『秦夕美―自解150句選』(北溟社)平成14年9月30日発行
 ※自解150句選シリーズ15。
『季語への散歩』(ふらんす堂)平成17年7月31日発行
 ※GAに連載した季語を題としたエッセイ集。
『赤黄男幻想』(富士見書房)平成19年7月14日発行
 ※個人誌「GA」11号から40号までの連載に書き下ろしを加えた赤黄男作品鑑賞
『現代俳句文庫83 秦夕美句集』(ふらんす堂)平成29年8月26日発行
 ※『仮面』から『五情』までの作品を抄出。
『夕月譜』(藤原月彦との共著・ふらんす堂)令和元年11月11日発行
 ※藤原月彦との詩歌誌「巫朱華」掲載の共同制作作品を収録