2015年10月2日金曜日

第27号 あとがき

(2015年10月10日更新)

ここのところ、あとがきを定刻に掲出できず、失礼しております。
先週の第27号更新にて、「評論とは何か?」の今までの堀下×筑紫書簡につづき、ふらここ代表の仮屋賢一さんの登場です。 若手の芸術論を筑紫相談役がどう捌くのか…‼‼???

今年4月に仮屋×北川で一往復半の書簡を交わしました。「評論とは何か?」が主題という心づもりがあったので、「好きな評論家がいますか?」という質問からまず開始。仮屋氏の回答は、「吉松隆氏、櫛田胅(てつ)之扶氏」という音楽の専門分野の著名な方のようですが実は初耳なお名前。懲りずに北川から交響曲「HIROSHIMA」、日本の交響曲などの話で応戦。それに返信の仮屋さんは「ジョンケージの3”33’が好き、NHK大河ドラマのテーマ曲などが好き。」など際限なく続く音楽談義に俳句にも評論にも話が辿りつかず…。 学術的定義の知識がありませんが、評論という分野が音楽に特化している印象があり、そのように話題を振った予定がなかなか到達せず…(その最中、昭和音楽史に<プロレタリア音楽><新興作曲家>に遭遇して、トリビアの泉的に「へー」となる)…仮屋さんは音楽も俳句も芸術として捉えているということが伝わってきました。

今後の筑紫×仮屋書簡がどのような展開になりますか…。乞うご期待です。


曾根さんの第一句集『花修』が長期連載として次号よりスタートします。

竹岡さんの鴇田智哉『凧と円柱』についての書評転載は三回の連載を予定しています。

柳本々々さん、堀下翔さんと今号も短詩時評、俳句時評、入稿いただきました。ありがとうございます。

10月になるとやはり落ち着いて机に向かうことが出来る時期なのか、毎年、入稿が多いという記憶があります。 灯火親しむ…、どうか皆さま勉学にいそしんでください。


そして攝津幸彦記念賞が当月締切です。 


攝津幸彦記念賞募集
いよいよ当月締切‼
詳細
締切2015年10月末日!



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