2015年6月26日金曜日

第20号 あとがき

2015年6月最終週、第20号をお届けします。

豈57号(最新号、2015年4月24日発行)に「現在という二十世紀」執筆の澤田和弥さんが去る5月9日に34歳という若さで夭逝され、その死を悼む追善が多数寄せられました。澤田さんと既知の竹内宗一郎さん(街編集長・天為同人)、そして堀本吟さんは特別連載として追悼句篇その2にて未見の澤田さんへの追悼を句と短歌で綴られています。追悼特別版としてお届けします。また、花鳥篇特別版として追善句の中、飯田冬眞さんのメッセージを掲載しています。

当サイトでは、澤田さんの寄稿は西村麒麟第一句集についての稿が唯一でした。
●【西村麒麟『鶉』を読む5】  肯うこと ―西村麒麟第一句集『鶉』読後評― / 澤田和弥
》読む

●平成二十六年 花鳥篇 第六  》見る


●平成二十七年歳旦帖、第五 》見る


澤田さんのご冥福をお祈り申し上げます。


***

「評論とはなにか?」では福田若之さんと筑紫さんの書簡その2です。 柳本々々さんは川上弘美句集を、そして外山一機さんの時評では堀切実氏の重信論について。網野さんの登頂回望、朝日俳壇を読むに今号ご寄稿の竹内宗一郎さんと思える投句が…。今号も充実いたしました。 

また、俳誌『俳句新空間を読む』では、No.3での鑑賞を日替わりで掲出しています。「およそ日刊俳句新空間」もぼちぼち継続中! 

2015半分終わります。 梅雨空の変わりやすい天候に伴う気圧の変動…、どうにも体調が狂います。皆様どうぞご自愛ください。 7月の更新は、10日(金)、24日(金)になります。  

(北川美美記)

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