2014年10月3日金曜日

「BLOG俳句新空間」創刊号 (2014.10 .3.) あとがき

北川美美

新生「俳句空間」誕生!
創刊号。

隔週更新(当月10月は、17日・31日が更新)になりますが、固定ページをいくつか作成。自動更新により、毎週・毎日更新がある記事もあります。

【固定ページ】
・平成俳句帖(毎週金曜00:00更新)
・およそ日刊「俳句新空間」(10月は月‐金 00:00毎日更新)
・筑紫磐井執筆 我が時代(金曜更新しかし更新頻度は未定)
・大井恒行執筆 平成百人一句(金曜更新しかし更新頻度は未定)
・大井恒行の日々彼是 (気ままに更新)

【隔週で都度更新】
・俳句時評
・時壇
・戦後俳句を読むの作家論(赤尾兜子、上田五千石、中村苑子など)

【リンクde更新】
・詩客 短歌時評
・詩客 自由詩時評


サイトガイド的なものを別途記載予定ではいますが、今号は取り急ぎこの”あとがき”に記載させていただきます。

今後ともご愛読の程、よろしくお願いもうしあげます。

創刊号にふさわしく、朗報が入りました。俳句時評を執筆の堀下翔(ほりした・かける)さんが第六回石田波郷俳句新人賞を受賞されました。(第一回は西村麒麟さんが受賞。)選者は、岸本尚毅(「天為」)、佐藤郁良(「銀化」)、斎藤朝比古(「炎環」)、甲斐由起子(「祥」)の各氏。受賞20句は角川『俳句』1月号に掲載予定です。

表彰式は以下

【日時】10月26日(日曜)
【会場】清瀬けやきホール
◆各表彰式と選者講評(ジュニアの部・一般の部・新人賞)
◆講演/神野紗希氏
◆石田波郷展
詳しくは、下記参照。

石田波郷俳句賞の清瀬市のページ



筑紫磐井

○「BLOG俳句空間」が船出した。名前は変わったが見た目は余り変わらず(レイアウトは北川氏に大いに工夫してもらっている)、何が違いなのかが判らない方も多いと思うが、今回の改革で内部的には大幅にBLOGの管理業務が簡素化される予定である。つまり、突然の事故でこのBLOGの更新が止まってしまうおそれが大幅に減少したと言うことである。

○「BLOG俳句空間」「俳句新空間」に若い世代が増加していることに気づかれるかもしれない。結社誌への参加を中朝するBLOGや(主宰者のいない)BLOG系雑誌は、ちょうどよい媒体なのかもしれない。

「―俳句空間―豈weekly」ではそうした世代が『新撰21』『超新撰21』として画期的にデビューした。「詩客」や「BLOG俳句空間」では御中虫の<赤い新撰「このあたしをさしおいた100句」>が爆発的人気を呼び、結社の支援のない西村麒麟の句集『鶉』の特集を延々と行うことにより、一種のブームを招来した(これは「BLOG俳句空間」から見た手前味噌で、本人はそれと関係なく適切な評価を受けただけだというかもしれない)。いずれにしろ、新しい時代には新しい媒体が生まれてくるものだと思う。

ただそのためには、常に新しい環境を受け入れ、またそのための媒体を新しく脱皮させることが必要だと思うのである。「BLOG俳句新空間」は近い将来また脱皮するであろうことを述べておきたい。

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