2013年1月4日金曜日

創刊号(2013.01.04.)編集後記

北川美美:

小学校4年の時、クラスメイト女子4人で学級新聞を作っていた。土曜の午後の静かな教室でふざけながらガリ版を刷ったことを思い出す。社会人になり所属された部署が会員機関誌を編集発行していたため、手始めに社内報を作ってみてと指示があり写植で打ち出された原稿を切り貼りレイアウトしたりイラストが上手な人に描いてもらったり、初対面の他部署の人にインタビューしたりして「知らない」ことを最大の武器に新入社員の作った社内報は大いに盛り上がり無知とは誠に重宝なものだと味を占めた。

平成25年明けましておめでとうございます。未経験だったサイト運営を「詩客」で一から習い、新たにブログとして「戦後俳句を読む」を立ち上げることになりました。「詩客」では地味な存在の『戦後俳句を読む』が少しでも多くの皆様に閲覧していただけるよう努力したいと思います。現在執筆中の皆様にも引き続きご協力賜わりたくお願い申し上げます。地味ながらダサカッコイイ全体感、自らが読みたい、書きたいと思えるサイトを目指したいと思います。手さぐりですが、どうぞよろしくお願いいたします。

創刊記念として『平成二十五年歳旦帖 第一』として俳句作品を掲載しました。ご協力いただきました皆様ありがとうございます。第二もどうぞご期待ください。


筑紫磐井:

明けましておめでとうございます。
北川編集長のお蔭でかなり読みやすいブログとして出発できたと思う。「詩客」との関係が多少ややこしいが、「詩客」からはいってくる分には目次をつぎつぎめくって行く感じで読んでいただければ不都合はないと思う。俳句のみに関心のある読者はここのURLを登録しておいていただければ一層見やすいであろう。
2年余続いた「―俳句空間―豈weekly」もそうであったが、ブログは賞味期限があるであろうし、新しいニーズに対応して衣装を替えて行くのは別に不思議ではない。
従来にない広告欄を設けたのもそうした考え方の一環であり、別に商業主義に迎合するわけではなくて、迅速な情報を提供したいと思ったからである。雑誌や新聞の広告よりはるかに早く新号の情報が入手できる(たぶん3~4週間は早まるであろう)ことで読者の便宜にはなると思う。まだ一部ではあるが、雑誌編集部の協力を得て情報誌としての役割も果たしたいと思っている。

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