ちまたではデング熱騒動で大変な状況ですが、デングの語源は明らかではないそうで、スペイン語「dengue」(引きつり・こわばり)が由来という説があるとか…。(天狗熱と誤認され「テング熱」=「鼻に異常が発生する」と思っていたという声が続出…という記事も発見。) 大陸発見でさまざまな病気が発見されスペイン語の名前が付いたと予測する次第です。
時を同じくして、本日、大井顧問のサイト上の匿名さんからのコメントで気づいたのですが、明治時代に発生した外来の病気であるコレラはコロリ<虎狼痢>と当て字され、大いに恐れられた(他にも「虎烈刺」「虎列拉」「虎列刺」「古呂利」「頃痢」等の当て字が存在)ということを知りました。(内田百聞に『虎列刺』という短編小説もあり。)
神の来る沖から虎列刺なども来し 仲寒蝉
(俳句新空間No.2 夏行帖掲載)
天狗と虎…次は龍、蛟(みづち)、河童…などなど…妖怪大国と言っていられない現状ですが、皆様お気をつけて。
筑紫磐井
花巻を訪問したのだが、その記事は作品欄に載せたので編集後記はお休み。
0 件のコメント:
コメントを投稿