北川美美
「夏興帖」いよいよ第七まで来ました、平成二十五年夏興帖は今号が最終となると思います。近恵さんは今年の現代俳句協会新人賞を受賞されますます今後の作品に期待が高まります。受賞者というのはやはりどんなに作品数が増えても作品が萎えない強さを持っていると思いました。小久保佳世子さんは、かの金原まさ子さんのブログを管理していらっしゃる「街」でご活躍の横濱の方です。「アロハシャツ」の句は古き横濱の風景が浮んできます。「訳」という題で作句されたと伺っています。
「こもろ日盛俳句祭」での吟行句を夏興帖番外として掲載しました。兼題「登山」「青林檎」は相当難しい気がします。実際の日盛句会でも兼題よりも嘱目が多かったと思います。そして伝統的手法の投句が多かったように思います。「参加録3」では実際の日盛句会に出た句などを含め書いてみました。手元のノートによる写しなので何か間違い等ありましたら御一報ください。
俳句時評では外山さんが加藤郁乎について触れています。もともと外山さんは加藤郁乎論を書かれていて得意中のテーマではないでしょうか。筑紫相談役の【「鷹」を読む】でも加藤郁乎に触れています。
そういえば、大井顧問のブログで外山さんに会ったことが出ていました。
もう次号は9月です。同じく大井顧問のブログに「秋暑」という言葉が出ていました。ええ、本日とても暑いです。
詩歌といえばやはり秋。しいかしいかと虫の声・・・。
また次号もつづきます。乞う御期待。
筑紫磐井
○編集後記を書いたのだが、いつの間にか気分が乗って時評となってしまったので「現代俳句を読む」に昇格させ、「「鷹」の8・9月号を読む」としてしまった。と言うことで今回は編集後記はお休み。夏休み。
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