第77回読売文学賞…受賞6氏と作品(読売オンライン)
『百題稽古』
「高山れおなは、言葉に対する超絶技巧の持ち主である。技量を十全に駆使して、俳句という詩形に真向かっている。その稽古を見られることは短歌、俳句にたずさわる者としては、きわめて興味深く得難い体験だ」(藤原龍一郎)
「この試みは、ルール不在のなんでもありに堕している歌人にはそもそも挑むことさえできないものだ。はじめて俳人を羨ましいと感じたかもしれない。どうしようもない酔狂に挑んでこその詩歌であると思うからだ」(瀬戸夏子)
堀河百首をはじめ和歌にその題をもとめ、題詠300句に挑んだ異色の第五句集。
命とは白シャツに透く君なりき
金地戦闘美少女図襖とはこれか
茉莉花を嗅いで死ぬまで人の妻
海女の笛感幻楽にありやなし
我が孤火も霜夜は遊べ狐火と
定価:3300円(税込)判型:A5判変形ハードカバー頁数:182頁
ISBN:978-4-86534-489-9
初版:2025年4月24日
発行:現代短歌社
発売:三本木書院(gift10叢書第60篇)
※「俳句四季」令和7年10月号「座談会・最近の名句集を探る98」(筑紫磐井・大西朋・後藤章・野崎海芋)
※「豈」68号「高山れおな句集『百題稽古』評 王朝和歌と現代俳句の二物衝撃」 小池正博