2019年8月16日金曜日

【予告】怒涛の切れ特集

令和の秋は、切字・切れの大論争開始か!
歴史的な切れ論終焉の秋(とき)か!


◆高山れおな 第1評論集『切字と切れ』

57年ぶりに登場した総合的切字論である本書は、平安時代の前史から現在にいたる切字・切字説を通覧。「切れ」が俳句の本質でもなければ伝統でもなく、「切字説」というカオスから1970年代に生まれた概念であり、錬金術における「賢者の石」にも似た一種の虚妄であることをあきらかにする。平成中後期俳壇を覆った強迫観念を打破する画期的論考!

〔主要目次〕
第一部 切字の歴史
 第一章 切字の誕生
 第二章 芭蕉と切字
 第三章 「や」の進撃と俳諧の完成
 第四章 古池句精読

第二部 切字から切れへ
 第五章 「切字/切れ」の現在
 第六章 切字の近代
 第七章 国語学と切字
 第八章 切れという夢

発売元;邑書林

●川本皓嗣『俳諧の詩学』

芭蕉や子規の句を、世界文学の地平で読む!
発売元:岩波書店

●「豈」第62号・大特集「切字と切れ」(仮題)

高山れおな・川本皓嗣・仁平勝・筑紫磐井 執筆

●「俳句」10月号・大特集「名句の「切れ」に学ぶ作句法」

*総論・切れとは何か?・・・川西雅子
*名句の「切れ」に学ぶ
*読み手によって句の解釈が変わる「切れ」
*実作「切れすぎ」と推敲のポイント



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