2017年6月23日金曜日
【平成俳壇アンケート 第9・10・11回】高橋修宏・山本敏倖・中山奈々
■高橋修宏
1.回答者のお名前(高橋修宏)
2.平成俳句について
①平成を代表する1句をお示しください(皇(すべ)る手)
②平成を代表する俳人をお書きください。判断が難しいので2つに分けて結構です。
➊大家・中堅(筑紫磐井)
➋新人(関悦史)
③平成を代表する句集・著作をお書きください。( ? )
④平成を代表する雑誌をお示しください。( ? )
⑤平成俳句のいちばん記憶に残る事件を示してください。(ネットと若い世代の胎頭)
⑥比較のために、俳句と関係のない大事件を示してください。(東日本大震災)
3.俳句一般
①時代を問わず最も好きな俳人を上げてください。(鈴木六林男)
②時代を問わず最も好きな俳句を示してください。(ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき(安井浩司) )
4.その他
(自由に、平成俳壇について感想をお書きください)
■山本敏倖
1.回答者のお名前(山本敏倖)
2.平成俳句について
①平成を代表する1句をお示しください(しもやけしもやけまつさかさまである)
②平成を代表する俳人をお書きください。判断が難しいので2つに分けて結構です。
➊大家・中堅(阿部完市)
➋新人(中村安伸)
③平成を代表する句集・著作をお書きください。(地動説・阿部完市)
④平成を代表する雑誌をお示しください。( 豈 )
⑤平成俳句のいちばん記憶に残る事件を示してください。(夏井いつきの登場)
⑥比較のために、俳句と関係のない大事件を示してください。(東日本大震災)
3.俳句一般
①時代を問わず最も好きな俳人を上げてください。( 橋 閒石 )
②時代を問わず最も好きな俳句を示してください。(蝶堕ちて大音響の結氷期)
4.その他
平成の上半期は、全体にのっぺらぼう的で、印象は薄い。しかし東日本大震災以後はその強烈なカウンターパンチにより、言葉自身の存在価値そのものを根本から見直さざるを得ない状況に陥り、深刻である。俳句もまた例外ではない。時事はあまり好きではないが、時事を通り越した天変地異は、通常の思考を変更せざるを得ない。不謹慎な言い方ではあるが、俳人にとってはある意味チャンスなのかもしれない。ピンチはチャンス。
■中山奈々
1.回答者の名前(中山奈々)
2.平成俳句について
①平成を代表する1句をお示しください(なし。あと少し平成が続くので誰かが忘れ形見のように一句を残す。29年間を無視するように。それまでは決められない。)
②平成を代表する俳人をお書きください。判断が難しいので2つに分けて結構です。
➊大家・中堅(森賀まり)
➋新人(大塚凱)
③平成を代表する句集・著作をお書きください。(佐藤文香『君に目があり見開かれ』)
④平成を代表する雑誌をお示しください。(「群青」)
⑤平成俳句のいちばん記憶に残る事件を示してください。(「俳句甲子園」)
⑥比較のために、俳句と関係のない大事件を示してください。(サリン事件)
3.俳句一般
①時代を問わず最も好きな俳人を上げてください。(江國滋)
②時代を問わず最も好きな俳句を示してください。(大学も葵祭のきのふけふ 田中裕明)
4.その他
(評論の書き手が増えてきた。良くも悪くも。)
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