梅雨明け間近ですが、すでに暑い日々が続いています。皆様体調にどうぞお気を付けください。
さて、今号の花鳥篇第8にて最終回となります。 次の俳句帖シリーズは「夏興帖」となります。
速報として当ブログで精力的に作品をご寄稿いただいております竹岡一郎さんが第34回現代俳句評論賞を受賞されました。お祝い申し上げます!
以下現代俳句協会のページより。
◎第34回現代俳句評論賞 竹岡一郎氏 「攝津幸彦、その戦争詠の二重性」
同 佳 作 武良竜彦氏 「『不可能性の文学』の大いなる可能性―高野ムツオ句集の軌跡から」
◎受賞者略歴
◇竹岡一郎(たけおか・いちろう)
・1963年(昭和38年)大阪市生まれ。大阪府在住。
・1992年(平成4年)「鷹」入会。藤田湘子、小川軽舟に師事。
・1995年(平成7年)「鷹」新人賞。「鷹」同人。
・2007年(平成19年)「鷹」俳句賞。
・2009年(平成21年)鷹月光集同人。
・句集に『蜂の巣マシンガン』
・現在、俳人協会会員
◎選考委員(敬称略・五十音順)
秋尾 敏、綾野道江、恩田侑布子、小林貴子、高岡 修、中里麦外、柳生正名
竹岡さんは、詩客ページにて日めくり俳句を数度ご寄稿いただいておりますが、最近に於いては同詩客にて短歌評も論じられています。
現代俳句協会サイトには現在、佳作を受賞された武良竜彦氏についての紹介が記載されていませんでしたが、小熊座同人でいらっしゃるようです。武良氏のホームページに高野ムツオ句鑑賞が掲載されています。 http://homepage2.nifty.com/sousakubun-club-mura/haikukan.html 童話作家でいらっしゃるようです。
竹岡さん、武良さんおめでとうございます。
曽根毅さん、西村麒麟さんにつづき受賞ラッシュの2014です。
筑紫磐井
○今回で、花鳥篇も最終回。そろそろ「俳句新空間」第2号に取り組みたいと思う。なお、毎週の「BLOG俳句空間」の更新はかなりの負担がかかっており、またこの前後にはいろいろなイベントも重なったりするので、8月中は15日を夏休みにしたいと思っている。予めご了承いただきたい。私としては、この間に「俳句新空間」などの作業に当てたいと思っている。
○前号は「玉藻」の1000号祝賀会、「鷹」の50周年祝賀会について報告したが、次の7日には俳句四季が恒例の七夕会が開催された。両方の結社のメンバーが参加していたこともあり、慰労会の雰囲気でもあった。特に2次会は、星野高士(玉藻新主宰)や奥坂まや(鷹50周年実行委員長)が残り、直近の話題としてそれに話が集中していた。短期間に3つの会でいつも出会う人がおり、我ながら祝賀会付いていると思う。来週は、田中裕明賞の祝賀会に行って、西村麒麟の受賞の祝辞を述べなければならない。賞めてくれと言われているので、頭が痛い。
高山れおなは、こういう状態を、以前しばしば「お付き合いもほどほどに」と揶揄していたが、俳句界の人達が何を考えているかを知るためには、それなりに有益であろうと思っている。確かに知らないうちに時代はどんどん移り変わって行く可能性がある。知らなくてもいい情報もあるが、情報の選択は自分がすればよいのであり、特にこの「BLOG俳句空間」や「俳句新空間」に参加している人には一面識もない若手も多いので、こうした場で多少は会える機会を求めている。
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