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2015年7月10日金曜日

第21号 あとがき

ひとりあとがきが続いています。

さて、夏興帖第一が開幕。 第一句集『花修(かしゅう)』上梓間もない曾根毅さん(http://ooikomon.blogspot.jp/2015/07/blog-post_4.html)筆頭に、NHK俳句第一週選者の池田澄子さんが久々の登場!  http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/


「ほぼ日・俳句新空間」の日替わり一句鑑賞では、大塚凱さんが登場。 大塚さんは同人誌『群青』副編集長の傍ら当ブログにご参加いただくことになりました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ちなみに堀下さんも「群青」です。 

筑紫相談役からは「エッセイ鈴木商店」が…。 おでんくんに「ちくわぶー」というのが登場していました。私はガングロ玉子ちゃんが好きでしたが。

6月末に大井顧問が登壇の「現代俳句講座」(現代俳句協会主催)に行ってきました。其のレポートを少しだけ…。
なんといっても高屋窓秋のナマ声公開に感動いたしました。

 「高屋です。あなたの苦手な高屋です…。」

これは、病床の折笠美秋を励まそうと高柳重信の呼びかけによりいろいろな俳人のナマ声を撮り、録音メッセージとしてカセットテープを作成したもの(福田葉子さん所有)。俳人のナマ声というのはなかなかいいものですね。 高屋窓秋先生は貴公子のようなお方というイメージですので、皆様にお聞かせしたいほどの予想通りのダンディでオシャレな雰囲気のナマ声でした。

また、その前日は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー原作『ゴミ、都市そして死』(Der Müll, die Stadt und der Tod)上演のため世田谷パブリックシアターへ。 ファスビンダーというのもなかなか論争を巻き起こした夭逝のドイツの映画監督だったようです。 一部のマニアから映画・演劇とムーブメントになっているのは何か理由がありそうですが…。
http://www.goethe.de/ins/jp/ja/lp/kul/mag/flm/6013539.html


こちらの舞台では、ナマのジム・オルーク(ミュージシャン)に感激。映画音楽でしか存じませんが相当な年季が入ったミュージシャン風情に見えました。 いや実際の彼を見たことがあるのですがその時は青年だった…。今回の舞台ためのBGMを聴きながら少しずつ復習中です。  

久々の都会での連日イベントスケジュールに眩暈がしています…。とまぁ、6月が終わって当然のように7月。すでに10日になりました。今月末は小諸日盛り祭が開幕です。 早っ!

何事にも遅れぎみですが、頑張ります…。

(北川美美記)


※7/12 依光陽子さんによる短歌評<歌と句の間に>(リンク先=詩客・短歌時評)を目次に入れました。 山田露結さんにつづく俳人からみる短歌評です。



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